ハーネスに慣れる(任意)

思春期に行う 装着 散歩開始前(使う場合のみ)
目的
引っ張る犬・短頭種・気管が弱い犬では首輪より胴輪が安全。普通の首輪歩行で問題なければ不要。
始める目安
散歩開始前(使う場合のみ)

用意するもの

  • 体に合うハーネス(脇が擦れないサイズ)
  • おやつ

おすすめの体勢・やり方

頭を通すタイプは、輪の“向こう側”におやつを持ち、鼻を自分から輪にくぐらせる形にすると、押し付けずに装着できる。

進め方

  1. ハーネスを見せて匂い→おやつ。
  2. 頭を通す輪の向こう側におやつを出し、犬が自分から鼻を通したらおやつ(“通す”を良いことにする)。
  3. 脚を入れる・留め具を留める動作を1つずつ、その都度おやつ。
  4. 装着して10分ほど過ごし、気にしないことを確認。

うまくいかないとき

ハーネスをおもちゃと思って噛む

ヒラヒラ見せたり振り回すと“おもちゃ”になる。動かさず静かに差し出し、口ではなく“鼻を通す/おやつを食べる”方に集中させる。装着中は口がおやつで埋まっているよう、テンポよくおやつを与える。噛んでも引っ張り合いにしない(タグ遊びになる)。

散歩の前だけ興奮して噛む・暴れる

「ハーネス=散歩だ!」の興奮が原因。散歩と関係ない時間にも“着けて→外す”を練習し、ハーネス=必ず散歩、の予告にしない。落ち着いてから装着する。

頭を通すのを嫌がる

顔まわりが苦手な子は多い。最初は輪に顔を“近づけるだけ”でおやつ→少しずつ通す範囲を増やす。無理に被せない。

慣らしレベル

いきなり完成形を求めず、「合格ライン」を満たしながら少しずつ慣らします。「先に終えるレベル」が書いてあるときは、それをクリアしてから進めてください。

Lv1 道具を「怖くない物」にする。
やること
  1. ハーネスを見せて、においを嗅がせる。
  2. 近づいたら「Yes」→おやつ。
合格ライン
自分から近づく、5回。
Lv2 装着の核心。ハーネスをおもちゃにせず、自分から通す形を作る。
やること
  1. 頭を通す輪の“向こう側”におやつを持ち、犬が自分から鼻を通したらおやつ。
  2. ヒラヒラ振らず静かに差し出す。口で噛もうとしたら、鼻を通す方へ誘導しおやつで口を埋める。
  3. 「輪に鼻を通す=良いこと」を作る。引っ張り合い(タグ)にしない。
合格ライン
自分から鼻を輪に通す、10回中8回。
Lv3 装着を一通り受け入れる。
やること
  1. 鼻を通したら、脚を入れる・留め具を留める動作を1つずつ。
  2. 1動作ごとに「Yes」→おやつ。嫌がったら手前で止める。
合格ライン
嫌がらず最後まで装着できる、10回中8回。
Lv4 胴輪での歩行の前提。
やること
  1. ハーネスを装着して10分過ごす。
  2. 気にせず過ごせればOK。
合格ライン
10分間、気にせず過ごせる。

安全のための注意

脇に擦れがないかサイズを確認。長時間つけっぱなしにしない。

出典