歯みがきに慣れる

思春期に行う ケア 1週間経過後〜
目的
歯周病予防。3歳までに多くの犬がかかるため早期の習慣化が重要。
始める目安
1週間経過後〜

用意するもの

  • 犬用歯みがきペースト(人間用はNG)
  • 犬用歯ブラシ/指サック/ガーゼ(嫌がる子は指に巻いたガーゼから)
  • おやつ

おすすめの体勢・やり方

横から、または膝の上で。上唇をめくって外側の歯を磨くのが基本(口・歯を触らせるが土台)。

進め方

  1. 犬用歯みがきペーストを指/歯ブラシにつけ、舐めさせる(ペースト=おいしい、にする)。
  2. 上唇をめくり、前歯を1〜2本“こする”→おやつ。最初は数秒でよい。
  3. 犬歯・奥歯と、片側ずつ磨く範囲を広げる。歯と歯ぐきの境目を意識。
  4. 最終的に全体を30秒。歯の“外側”だけで十分(内側は舌が掃除する)。

うまくいかないとき

歯ブラシを噛む・嫌がる

歯ブラシの前に、指サックやガーゼを指に巻いて磨くと受け入れやすい。まずペーストを舐めさせるだけ→指で1本こする、と段階を踏む。

磨くと歯ぐきから血が出る

力の入れすぎか、すでに歯肉炎がある可能性。やさしく磨く。出血が続く・口臭が強い場合は受診。

ヒント

理想は毎日。難しければ歯みがきガムやデンタルおもちゃを補助に。ただしガムだけでは歯垢は落ちきらない。

慣らしレベル

いきなり完成形を求めず、「合格ライン」を満たしながら少しずつ慣らします。「先に終えるレベル」が書いてあるときは、それをクリアしてから進めてください。

Lv1 歯みがき道具を「おいしい・良い物」にする。
やること
  1. 犬用の歯みがきペーストを、歯ブラシか指サックにつける。
  2. 犬に舐めさせる。自分から舐めたら「Yes」→おやつ。
合格ライン
自分から舐める、5回。
先に終えるレベル
口・歯を触らせるのLv2
Lv2 ブラシの感触に慣れる。
やること
  1. 上唇をめくり、ペーストをつけた歯ブラシ/指サックで前歯を1〜2本、軽くこする(数秒)。
  2. 受け入れたら「Yes」→おやつ。歯ブラシを噛む子は、ガーゼを指に巻いて磨くと受け入れやすい。
合格ライン
受け入れる、10回中8回。
先に終えるレベル
歯みがきに慣れるのLv1
Lv3 磨く範囲を広げる。
やること
  1. 片側の歯(前歯→犬歯→奥歯)の外側を、歯と歯ぐきの境目を意識して数秒磨く。
  2. 受け入れたら「Yes」→おやつ。内側は舌が掃除するので外側だけでよい。
合格ライン
受け入れる、10回中8回。
先に終えるレベル
歯みがきに慣れるのLv2
Lv4 歯周病予防の習慣が完成。
やること
  1. 全体を続けて磨く。
  2. 落ち着いて30秒磨ければOK。
合格ライン
落ち着いて30秒磨ける、10回中8回。
先に終えるレベル
歯みがきに慣れるのLv3

安全のための注意

人間用歯みがき粉は中毒の恐れ。必ず犬用を使う。

出典