犬のしつけはいつから始める?最初に教えること
「しつけはいつから?」の答えは、迎えたその日からです。子犬は寝て食べているだけの時間も、まわりから学んでいます。早く始めるほど、良い習慣が身につきやすくなります。
なぜ早いほどいいのか
生後3〜14週ごろは、いろいろな物事を「これは普通」と受け入れる社会化の window。この時期の経験が一生の性格を左右します(子犬の社会化)。難しいコマンドより、まず良い経験を積ませることが最優先です。
最初に教える4つ(お迎え初日〜)
- 「Yes」の合図(マーカー):正解の瞬間を伝える道具。すべての土台になります(マーカーの始め方 / マーカー)。
- 名前への反応:呼んだら振り向く。注目の基本(名前への反応)。
- トイレ:失敗を叱らず、成功をほめる(トイレトレーニング)。
- ハウス(クレート):安心して眠れる場所(クレートトレーニング)。
基本姿勢のおすわりなどは、この土台ができてから。何を・どの順でやるかは育成プログラムに並べています。
進め方の基本=叱らず、ほめて育てる
- できた瞬間にほめる(できないことを叱るより、できたことを増やす)
- 1回は短く・毎日少しずつ(5分でOK)
- 失敗は環境で防ぐ(叱るより、失敗できない状況を作る)
痛みや恐怖を使う方法は、関係を壊し問題行動を増やすことが分かっています。やさしいやり方が、結局いちばんの近道です。
月齢が進んでいても遅くない
成犬でも学べます。「急にできなくなる」思春期(反抗期)も、やさしい条件に戻せば立て直せます。今日から始めれば大丈夫です。