マーカー(Yesの充電)(Marker / "Yes")

土台スキル 初級 古典的条件づけ
号令
Yes(またはクリッカー)
使用シーン
すべてのトレーニングの最初の一歩。正解の瞬間を犬に正確に伝える道具を作る。
ハンドサイン
なし
成功基準(マークする瞬間)
充電中は行動を問わない。「Yes」と言った直後に必ずご褒美を出し、音=ご褒美の関連を作る。

教え方

  1. 静かな部屋で、犬が落ち着いている状態を作る。
  2. 「Yes」と言う→すぐにおやつを渡す。犬は何もしなくてよい。
  3. 間隔をバラバラにして10〜20回繰り返す。
  4. テスト:「Yes」と言った瞬間に犬がパッとこちらを見たら充電完了。

おやつ / ルアーの抜き方

「マーカー→ご褒美」の結びつきは一生抜かない。後で抜くのは“どれくらいの頻度で行動を強化するか”であって、鳴らした後のご褒美ではない。

般化(3D)

新しい環境に行くたびに、数回だけ再充電するとよい。

つまずき対処

鳴らしたのにご褒美を出さない時がある

マーカーが弱くなる最大原因。鳴らしたら必ず毎回出す。

マーカーを長い文章や感情的な声で言ってしまう

「Yes」だけを短く・はっきり・一定の声で。

おやつを先に出してから鳴らしている

順序が逆。必ず「Yes」が先、その後に手がおやつポーチへ動く。

安全・福祉上の注意

音に敏感な犬には大きなクリッカーで驚かせない。柔らかい音のクリッカーか言葉を使う。

ヒント

このスキルの精度が、以降すべてのコマンドの精度を決める。最重要。

出典