マーカー(Yesの充電)(Marker / "Yes")
- 号令
- Yes(またはクリッカー)
- 使用シーン
- すべてのトレーニングの最初の一歩。正解の瞬間を犬に正確に伝える道具を作る。
- ハンドサイン
- なし
- 成功基準(マークする瞬間)
- 充電中は行動を問わない。「Yes」と言った直後に必ずご褒美を出し、音=ご褒美の関連を作る。
教え方
- 静かな部屋で、犬が落ち着いている状態を作る。
- 「Yes」と言う→すぐにおやつを渡す。犬は何もしなくてよい。
- 間隔をバラバラにして10〜20回繰り返す。
- テスト:「Yes」と言った瞬間に犬がパッとこちらを見たら充電完了。
おやつ / ルアーの抜き方
「マーカー→ご褒美」の結びつきは一生抜かない。後で抜くのは“どれくらいの頻度で行動を強化するか”であって、鳴らした後のご褒美ではない。
般化(3D)
新しい環境に行くたびに、数回だけ再充電するとよい。
つまずき対処
鳴らしたのにご褒美を出さない時がある
マーカーが弱くなる最大原因。鳴らしたら必ず毎回出す。
マーカーを長い文章や感情的な声で言ってしまう
「Yes」だけを短く・はっきり・一定の声で。
おやつを先に出してから鳴らしている
順序が逆。必ず「Yes」が先、その後に手がおやつポーチへ動く。
安全・福祉上の注意
音に敏感な犬には大きなクリッカーで驚かせない。柔らかい音のクリッカーか言葉を使う。
ヒント
このスキルの精度が、以降すべてのコマンドの精度を決める。最重要。