名前への反応(注目)(Name response)

土台スキル 初級 キャプチャ(捕捉)
号令
(犬の名前)
使用シーン
注意を引き戻す全ての基本。名前は“こちらを見て・確認して”の合図であり、特定の動作の号令ではない。
ハンドサイン
なし
成功基準(マークする瞬間)
名前を聞いて、犬が頭をこちらに向けた/向き直った瞬間。

前提コマンド

教え方

  1. 名前を1回言う→犬が振り向いた瞬間に「Yes」→ご褒美。最初は振り向かなくても名前の後にご褒美を出し、好印象を作ってよい。
  2. 確実に振り向くようになったら、“見る”を要求してから強化。
  3. 徐々に刺激の多い環境で練習する。

おやつ / ルアーの抜き方

安定したら頻度を間引く。ただし時々最高のご褒美(ジャックポット)を残す。

般化(3D)

名前は“誘惑(Distraction)”が鍵。競合する刺激を少しずつ足す。

つまずき対処

名前を呼んで叱る・嫌なこと(爪切り等)に使う

名前を“汚す”行為。犬は名前を無視するようになる。名前は常に良いことと結びつける。

「ポチ、ポチ、ポチ!」と連呼する

1回目を無視してよいと学習させてしまう。名前は1回だけ。

名前を呼び戻しに使っている

名前=“確認して”、呼び戻しは別語(「おいで/Come」)に分けると両方が強くなる。

紛らわしいコマンドとの違い

名前=一瞬の注目/Watch=持続的なアイコンタクト/Come=自分の所まで戻る。

安全・福祉上の注意

名前は100%ポジティブに保つ。呼び戻しと注目の土台になる。

出典