お風呂・入浴に慣れる
- 目的
- 自宅でのシャンプー。いきなり濡らさず、浴室・音・水へ段階的に慣らす。
- 始める目安
- 1ヶ月経過後〜
用意するもの
- 犬用シャンプー
- 滑り止めマット(浴槽・洗い場に敷く)
- 吸水タオル
- おやつ/リックマット(壁に貼れるタイプだと洗いながらなめさせられる)
おすすめの体勢・やり方
洗い場では滑り止めマットの上に立たせる。シャワーは“低い位置から・弱く”、体→脚と当て、顔は最後にスポンジやタオルで。
進め方
- まずお風呂場に入っておやつ(浴室=怖くない場所にする)。
- 乾いた状態で浴室に滞在できるようにする。
- シャワーの音を弱く・離れた位置から聞かせる→おやつ(音馴致)。
- 足先をぬるま湯で濡らす→脚→体へ、と下から少しずつ水に慣らす。
- 犬用シャンプーを薄めて体から洗い、顔は最後にスポンジで。すすぎ残しがないようよく流す。
- タオルでしっかり拭き、必要なら低温のドライヤーを離して当てる。終始穏やかな声で。
うまくいかないとき
水・シャワーを怖がる
顔や背中にいきなりかけない。足先からぬるま湯で、桶やシャワーを“弱く・低い位置”から。リックマットをなめさせながらだと落ち着きやすい。怖がる日は無理せず、浴室でおやつだけで終わってよい。
浴室に入るのを嫌がる
濡らさず、乾いた浴室でおやつ・遊びから。浴室=良い場所、を作ってから水に進む。
ヒント
洗いすぎは皮膚の脂を奪う。健康な犬は月1回程度で十分(犬種・体質による)。
慣らしレベル
いきなり完成形を求めず、「合格ライン」を満たしながら少しずつ慣らします。「先に終えるレベル」が書いてあるときは、それをクリアしてから進めてください。
Lv1 浴室を「怖くない場所」にする。
- やること
-
- 乾いた状態で、お風呂場に入っておやつ。
- 怖がらず入室できればOK。
- 合格ライン
- 怖がらず入室する、5回。
- 先に終えるレベル
- 体を触られることに慣れるのLv1
Lv2 浴室に居続けられる。
- やること
-
- 乾いた状態で、お風呂場に滞在する。
- 落ち着いて1分過ごせればOK。
- 合格ライン
- 落ち着いて1分間過ごせる、3回。
- 先に終えるレベル
- お風呂・入浴に慣れるのLv1
Lv3 水の音に慣れる。
- やること
-
- シャワーの音を、弱く・離れた位置から鳴らす。リックマットをなめさせながらだと落ち着きやすい。
- 逃げなければ「Yes」→おやつ。少しずつ音量を上げ・距離を近づける。
- 合格ライン
- 逃げない、10回中8回。
- 先に終えるレベル
- お風呂・入浴に慣れるのLv2
Lv4 水に少しずつ慣らす。
- やること
-
- 足先を、ぬるま湯(人肌・約36〜38℃)でそっと濡らす。
- 引っ込めず受け入れたら「Yes」→おやつ。
- 合格ライン
- 引っ込めず受け入れる、10回中8回。
- 先に終えるレベル
- お風呂・入浴に慣れるのLv3足先を触らせるのLv1
Lv5 全身に水をかけられる。
- やること
-
- 体に、ぬるま湯をやさしくかける(耳に水が入らないように)。
- 暴れず受け入れたら「Yes」→おやつ。
- 合格ライン
- 暴れず受け入れる、10回中8回。
- 先に終えるレベル
- お風呂・入浴に慣れるのLv4
Lv6 自宅でお風呂に入れられる。
- やること
-
- 滑り止めマットの上に立たせ、犬用シャンプーを薄めて体→脚の順に洗う。顔は最後にスポンジで。
- すすぎ残しがないようよく流し、タオルでしっかり拭く。最後まで落ち着いて完了できればOK。
- 合格ライン
- 最後まで落ち着いて入浴を完了する、1回。
- 先に終えるレベル
- お風呂・入浴に慣れるのLv5
安全のための注意
湯温は人肌(約36〜38℃)。耳に水が入らないように。滑り止めマットを敷く。