「やさしく」=歯を当てない
約10分- 手のひらのおやつを、歯を立てずにそっと取れたら「Yes」→おやつ。
- 歯が当たったら手を閉じ、当てずに取れた時だけ渡す。口の力加減を教える。
やさしく取れた所でほめて終了。
できたら次へおやつを、歯を当てずにそっと受け取れる。
くわしいやり方 →答え:手や服を甘噛みしないを、依存関係をさかのぼって順番に。
こんな悩み:遊びや興奮で、手・服・足をガジガジ噛む。子犬の歯が痛い。
できるようになること:人の手や服を噛まず、噛みたい欲求をおもちゃに向けられる。噛んだら遊びが止まる、と学ぶ。
甘噛みは子犬の正常な行動(遊び・歯がゆさ・探索)です。叱る・手をサッと引くと、犬には“動く獲物”に見えて逆に興奮します。だから ①噛んだら楽しい遊びが止まる ②噛んでいい物(おもちゃ)に欲求を向ける ③興奮させすぎない、を積みます。歯の生え替わり期(〜6ヶ月頃)は特に噛みたがります。
ゴールから前提(先にできている必要があること)をさかのぼり、やさしい順に1本に並べました。下のプログラムはこの順に進みます。
正解の瞬間を伝える共通言語。
口の力加減を覚える土台。
咥えた手・服を放させる。
エスカレート前に落ち着かせる。
⬇ これらが積み上がると…手や服を甘噛みしない
毎回まず「Yes」→おやつを5回“充電”。噛んでいいおもちゃを手元に用意してから始めます。家族全員が同じ対応をするのが土台です。
毎日 ①前日の“おさらい” → ②今日の“新しい一歩” → ③成功して終わる の3つで。鉄則は「手・服に歯が当たったら遊びが一瞬止まる/噛んでいいおもちゃに誘導」。家族でルールを揃えます。うまくいかない日は興奮を下げてやり直し。
無理に進めると「これ=こわい・嫌なこと」と覚えてしまい、かえって遠回りに。サインの手前で引くのが最短ルートです。
各日は前日に積み上がる作り。早ければ数日早く進んでも、同じ日を2回くり返してもOK。嫌がる手前で切り上げるのが上達の近道です。
やさしく取れた所でほめて終了。
できたら次へおやつを、歯を当てずにそっと受け取れる。
くわしいやり方 →「やさしく受け取る」を軽くおさらい。
落ち着いて遊べた所で終了。
できたら次へ手に歯が当たると、遊びが止まると分かり始める。
「噛むと止まる」を軽くおさらい。
おもちゃで満足できた所で終了。
できたら次へ噛みたい時、手ではなくおもちゃに向かえる。
くわしいやり方 →「おもちゃに誘導」を軽くおさらい。
落ち着いた状態で終了。
できたら次へ興奮しすぎる前に、休憩で落ち着ける。
くわしいやり方 →「興奮の管理 → おもちゃ誘導」を軽くおさらい。
落ち着いて過ごせた所で終了。
できたら次へ人が動いても、足・服に噛みつきにくくなる。
「人が動く場面」を軽くおさらい。
落ち着いて過ごせた所で終了。
できたら次へ来客・子どもの前でも、おもちゃに向かえる。
「Yes充電 → やさしく受け取る」を軽くおさらい。
落ち着いて遊べた所で終了。
できたら次へ下のテストに挑戦できる状態。
やり方ふだんの遊びの場面で接してみる。
合格手・服に歯を立てない。当たっても合図や中断ですぐ離す。噛みたい時はおもちゃに向かう。
卒業! ただし歯の生え替わりが終わるまでは続けて。家族全員が同じ対応を続けるのがコツです。
歯が当たる→1・2日目へ。興奮して止まらない→4日目へ。毎日コツコツの継続が近道です。
⚠️ 成犬の本気噛み、うなりを伴う噛み、恐怖や痛みからの噛みは、甘噛みとは別問題です。無理に対処せず、獣医や専門家に相談してください。歯の生え替わり期(生後〜6ヶ月頃)は噛みたい欲求が強く出るのは自然なこと。叱るより“噛んでいい物”を用意してあげましょう。
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