まて(位置を保つ)(Stay)

停止・ポジション 中級 キャプチャ(捕捉)
号令
Stay / まて
使用シーン
ドアの開閉時・来客時・食事の準備中など、その場で待たせたい時。安全行動。
ハンドサイン
開いた手のひらを犬に向ける「ストップ」のサイン。
成功基準(マークする瞬間)
姿勢を保っている“最中”に(崩れる前に)「Yes」→ご褒美。解除語で終わる。最初は1〜2秒保てたら強化。

前提コマンド

教え方

  1. おすわり/ふせをさせる。1〜2秒待って姿勢のままご褒美→解除語(「OK」)。
  2. 保っている間に「いい子、まて」と添え、開始時に「まて」+手のひらサイン。
  3. 時間を最優先:1秒ずつ伸ばし、保っている最中にご褒美。
  4. 次に距離:一歩下がる→戻る→ご褒美。距離を足す時は時間を短く戻す。
  5. 最後に誘惑。
  6. まてでは“呼び戻して終わる”のではなく、必ず犬の所へ戻ってから解除する。

おやつ / ルアーの抜き方

ご褒美の間隔をバラバラに。犬が“終わり”を予測して崩れないようにする。

般化(3D)

このコマンドは3Dそのもの。厳密に一度に1つのD。新しいDを足す時は他をゆるめる。

つまずき対処

解除語を教えていない

犬が勝手に動く。先に解除語(#解除語)を教える。

犬が動いてしまう(崩れる)

叱らず、静かに元の位置へ戻して再挑戦。そして簡単に(短く・近く)する。

距離と時間を同時に上げている

難しすぎる。Dは1つずつ。

毎回同じ間隔でご褒美→終わりを予測して崩れる

間隔をランダムにする。

じわじわ前に出てくる

毎回きっちり元の位置に戻し、正しい場所でだけご褒美。

紛らわしいコマンドとの違い

まて=戻って解除するまで“その位置”を保つ/待って(Wait)=次の合図までの一時停止。

安全・福祉上の注意

信頼できるまては道路際・玄関での安全行動。焦らず、罰を使わず作る。

出典