犬の芸・トリック一覧
お手からバイバイまで、家庭で教えられる芸を12種。 やさしい順に並べています。 どれも「正しい瞬間に印をつけて、ごほうびを渡す」という同じ仕組みで教えます。
先に土台をひとつだけ
芸を教える前に マーカー(Yes) があると、 どの芸も覚えが目に見えて早くなります。 「できた瞬間」を犬に伝える合図で、5分で始められます。
まずはここから
初級の5種。1回2〜3分、1日1〜2回で十分です。
合図:Shake / お手
差し出した手に前足をのせる定番の芸。教えやすく成功体験を作りやすいので、最初のトリックに最適。人との関係づくり・挨拶にも。
合図:おかわり
お手と反対の前足を出させる。お手とセットの定番。左右の足を区別して出せるようになり、芸の幅と体の協調性が広がる。
合図:Spin / クルッ
その場で一周回るトリック。教えやすく達成感があり、ウォームアップや気分転換にも最適。最初のトリックの定番。
合図:High five / ハイタッチ
立てた手のひらに前足をパチンと当てる。お手の応用で見栄えがよく、挨拶芸に。
合図:Find it / さがせ
嗅覚で隠したおやつや物を探す“ノーズワーク”。頭と鼻をたっぷり使うので、退屈・ストレス・雨の日の発散に最適。
慣れてきたら
少し手順が増えます。前提になるコマンドがあるものは、そこから先に進めてください。
合図:Roll over / ゴロン
ふせから横に一回転する人気トリック。お腹を見せられる=体を触られる信頼にもつながる。
先に:マーカー・ふせ
合図:Wave / バイバイ
前足を宙で振る「さようなら」の芸。お見送りや撮影に映える。
先に:マーカー・お手
合図:Bow / おじぎ
前足を伸ばし胸を床に下げ、お尻は上げたままお辞儀する芸(プレイバウの形)。撮影映え&軽い準備運動にも。
先に:マーカー・たて
合図:Bang / バーン
「バーン!」の合図で横たわって動かない定番の芸。指鉄砲との組み合わせが人気。
先に:マーカー・ふせ
合図:Beg / ちんちん
おすわりから両前足を上げてバランスをとる芸。可愛らしさ抜群の定番。
先に:マーカー・おすわり
合図:Speak / おはなし
合図で1回吠える芸。「静かに」とセットで教えると、吠えのオン・オフを管理する練習にもなる。
先に:マーカー・静かに
合図:Back / バック
合図で後ろ向きに数歩下がる。芸としても、玄関や狭い場所で下がらせる実用としても便利。
先に:マーカー
よくある質問
- 犬の芸は何歳から教えられますか?
- 体ができていれば子犬のうちから始められます。ただし前足を上げる・体をひねる動きは 関節に負担がかかるので、成長期は短時間にとどめてください。
- 芸としつけは別のものですか?
- 教え方の仕組みは同じです。おすわりも「お手」も、正しい瞬間に印をつけてごほうびを渡す、 という手順は変わりません。芸は成功体験を積みやすいので、しつけの練習台にもなります。
- 覚えてくれないときは?
- たいていはステップが大きすぎます。完成形の一歩手前で区切って、そこを確実にほめてください。 犬が飽きる前にやめるのがコツです。