Lie on side / 横になる
- かけ声
- ヨコ
- どんなときに使う?
- 合図で横向きに寝そべり、体を預けて静止する。診察・肛門腺・お腹や後ろ足のお手入れ・心音チェックが格段に楽になる、協調ケアの主役級スキル。
- 手の合図
- 「ふせ」から、鼻先のおやつを肩越し・床方向へ動かして体を横へ倒す。
- 「Yes」と言うタイミング
- 横向きに寝て、体の力が抜けた瞬間。
先に覚えておくこと
教え方
- 「ふせ」をさせ、鼻先のおやつを肩越しに動かして体を横向きに倒す(ゴロンの半回転と同じ入り)。
- 横向きに寝て肩や腰が床についたら「Yes」→ご褒美。
- 体の力がふっと抜けたら、さらに強化。静かに寝ていられる時間を伸ばす。
- 安定したら「ヨコ」を付け、横になったまま足・お腹・耳をそっと触る練習を少しずつ足す。
習得レベル
やさしいレベルから順に、「合格ライン」を満たしながら進めます。「先に終えるレベル」が書いてあるときは、それをクリアしてから挑戦してください。
Lv1 横向きの保定姿勢を作る(診察・お手入れの土台)。
- やること
-
- 「ふせ」から鼻先のおやつを肩越しに動かし、体を横向きに倒す。
- 横向きに寝たら「Yes」→ご褒美。
- 合格ライン
- 横向きに寝て3秒静止する、5回続けて。
Lv2 合図で安定して横向き保定ができる。
- やること
- 「ヨコ」の合図で寝て、力を抜いて待つ。
- 合格ライン
- 合図で横になり10秒、力を抜いて静止、10回中8回。
- 先に終えるレベル
- 横になるのLv1
Lv3 肛門腺・お腹・足のお手入れを暴れず受けられる。
- やること
- 横になったまま、足・お腹・耳を触らせる。
- 合格ライン
- 横向きのまま各所を触られても動かない、10回中8回。
- 先に終えるレベル
- 横になるのLv2
おやつの減らし方
おやつ誘導→手のサイン→言葉だけ、と抜く。
いろいろな場所・状況で試す
左右どちらの向きでも、いろいろな場所・トリミング台の上でも、長く預けられるように。
うまくいかないとき
すぐ起き上がる
横になった“瞬間”を1秒から強化し、徐々に時間を伸ばす。落ち着けるマットの上で。
お腹を見せるのを怖がる
無理に仰向けにしない。横向きでOK。なでて安心させながらゆっくり。
安全のための注意
シニア・妊娠中・痛みや不安がある犬は無理に倒さない。嫌がるサイン(こわばり・顔をそむける)が出たら中止し、やさしい段階へ戻す。
ヒント
肛門腺やお腹のお手入れの前にこれができると、暴れず安全に行える。