ストレスサイン
あくび・パンティング・耳を伏せるなど、犬が不安や緊張を示す体のサイン。
ストレスサインとは、犬が不安、恐怖、緊張などを感じているときに体に表れるサインのことです。犬は気持ちを言葉で伝えられないため、表情や姿勢、しぐさ(ボディランゲージ)から読み取る必要があります。サインは小さく短いことも多く、場面を知らないと見落としがちです。
代表的なものに、疲れていないのにあくびをする、口をなめる、運動していないのにハアハアと口で息をする(パンティング)、耳を後ろに伏せる、白目が見える(ホエールアイ)、しっぽを下げる・巻き込む、体を低くする、震える、うろうろ歩く、顔をそむけて場を避ける、毛が急に抜ける、などがあります。しっぽを振っていても喜んでいるとは限らず、振り方や高さ、全身の様子と合わせて判断します。一つのサインだけで決めず、状況と組み合わせて見ることが大切です。
家では、ふだんのリラックスした犬の姿(耳の位置、口元、体重のかけ方)をよく知っておくと、変化に気づきやすくなります。サインに気づいたら、まず原因から犬を離し、静かな場所で落ち着かせましょう。ストレスサインが頻繁に出る、多くのものに反応するといった場合は、動物病院に相談してください。
例
動物病院の待合室で、口をなめ、耳を伏せてうろうろしている犬。混み合った待合室を避けて外や車の中で順番を待ち、診察が終わったら静かな場所で休ませます。犬の緊張をそれ以上高めずに済み、落ち着くまでの時間も短くしやすくなります。
よくある間違い
- しっぽを振っているから喜んでいると決めつける
- おなかを見せる、うなだれるといった姿を「反省している」と受け取る(実際には不安や緊張のサインのことがある)


