犬の状態を読む

トリガー

とりがー / Trigger

犬の吠え・恐怖・興奮などの強い反応を引き起こす、きっかけとなる刺激のこと。

トリガーとは、犬が強く反応するきっかけになる刺激のことです。ほかの犬、見知らぬ人、帽子をかぶった人やひげのある男性、子どもなどがよく挙がります。怖いものに限らず、激しい遊びのように興奮を高めるものもトリガーになります。

同じ相手でも、リードにつながれているとき、混雑した場所、夜など、状況によって反応が変わる犬もいます。トリガーの数が多いほど、距離が近いほど、短い間に何度も出会うほど、犬は閾値を超えやすくなります。人にとっては怖くないものでも、犬にとって怖ければトリガーになる点も覚えておきましょう。

家では、まず犬が何に、どんな状況で反応するのかを具体的に書き出します。特定できたら、練習の計画ができるまではトリガーを避け(環境管理)、そのうえで脱感作と拮抗条件づけで「トリガー=いいことの合図」に変えていきます。反応が強い場合や攻撃につながりそうな場合は、獣医師や獣医行動診療医に相談してください。

例

散歩中、帽子をかぶった男性にだけ吠える犬。どんな人に、どの距離で、どの時間帯に吠えるかをメモし、しばらくは出会いやすい時間を避けます。そのうえで、遠くに帽子の人が見えた瞬間におやつを出す練習を続けると、帽子の人を見て飼い主を見上げる場面が増えていきます。

よくある間違い

  • 「人が嫌いなだけ」とひとまとめにして、どんな相手・距離・状況で反応するかを観察しない
  • 克服させようとトリガーにわざと近づけ、くり返し反応させてしまう

この考え方で練習できること

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出典

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