オペラント条件づけ
行動とその結果の結びつきを学び、結果によって行動が増えたり減ったりする学習です。
オペラント条件づけは、犬が「この行動をすると、こうなる」という行動と結果の関係を学ぶことです。うれしい結果が続く行動は増え、嫌な結果が続く行動は減ります。試行錯誤による学習とも呼ばれ、しつけの多くはこの仕組みを使っています。
結果は「足す(正)か、取り除く(負)か」と「行動が増える(強化)か、減る(罰)か」の組み合わせで、陽性強化・負の強化・正の罰・負の罰の4つに分けられます。ここでの正・負は良い・悪いではなく、足し算と引き算の意味です。ある結果が強化か罰かは、その後に行動が増えたか減ったかで決まります。
4つとも犬の学習に働きますが、同じように使ってよいわけではありません。AKCは、陽性強化を中心に、必要に応じて負の罰を使い、不快なものを使う正の罰や負の強化は避けるよう説明しています。家では、望ましい行動に気づいたらごほうびを出すことを積み重ねるのが基本です。
例
散歩の前、玄関で座るとドアが開くようにします。座ったらドアを開け、立ち上がったら閉じることを繰り返すと、犬は「座るとドアが開く」と学び、玄関で自分から座って待つようになっていきます。
よくある間違い
- 「正=良い」「負=悪い」と取り違える
- 意図せず、困った行動に注目などのごほうびを与えて増やしてしまう
- 罰で止めることばかり考え、してほしい行動を増やす方法を考えない


