全46種・教える順番つき

犬のしつけコマンド一覧

最初に教えるのは「おすわり」「ふせ」「まて」「おいで」「ゆるリード」の5つ。その前に、正解を伝える「Yes」と、名前への反応を土台にすると、どのコマンドも早く伝わります。このページでは、しつけで教えるコマンド(号令)全46種を、教える順番・教え方の要点・号令とハンドサインで一覧にしました。

今日やることは1つ。静かな部屋で「Yes」と言って、すぐにおやつ。間隔をバラバラにして10〜20回。「Yes」でパッとこちらを見たら、マーカーの準備は完了です。

この一覧の出典:ごほうびで正解を教える陽性強化の方法にもとづき、AKC(アメリカンケネルクラブ)、コーネル大学 Riney Canine Health Center、Whole Dog Journal などの資料をもとに構成しています。各コマンドの出典は、それぞれのページに載せています。咬みつき・強いおびえ・急な行動の変化は、しつけだけで解決しようとせず、動物病院や行動の専門家に相談してください。

最初に教える5つ

AKCが子犬の基本として挙げる5つです。並びは、BAUDOGが教える順番にそろえました。

その前に:土台の2つ

  • マーカー(号令:Yes(またはクリッカー))── すべてのトレーニングの最初の一歩。正解の瞬間を犬に正確に伝える道具を作る。
  • 名前(号令:(犬の名前))── 注意を引き戻す全ての基本。名前は“こちらを見て・確認して”の合図であり、特定の動作の号令ではない。
  1. おすわりのポーズ

    おすわり Sit / おすわり / スワレ

    ごはんの前、信号待ち、来客のときなど、犬を落ち着かせたい場面で広く使えます。

    目安:お迎えから1〜2週目

  2. ふせのポーズ

    ふせ Down / ふせ

    カフェ・病院の待合室など、長時間おとなしくしてほしい場面。まて・落ち着けの土台。

    目安:お迎えから2週目

  3. まてのポーズ

    まて Stay / まて

    ドアの開閉時・来客時・食事の準備中など、その場で待たせたい時。安全行動。

    目安:お迎えから2〜3週目

  4. おいでのポーズ

    おいで Come / おいで

    ドッグランで呼び戻す・危険を回避する・リードが外れた時。最重要の“命を守る”合図。

    目安:お迎えから3週目〜(最重要・長期)

  5. ゆるリードのポーズ

    ゆるリード Let's go / 行こう

    通常の散歩。リードがたるんだ状態で歩く(犬はリードの範囲で匂い嗅ぎしてよい)。

    目安:お迎えから1〜2ヶ月

教える順番

各コマンドには「先に覚えておくこと」があります。たとえば「まて」はおすわりと終わりの合図(OK)の後、「おいで」は名前に反応できてから。その前後関係を守って並べると、こうなります。週はお迎えからの目安で、成犬なら順番だけ使ってください。任意の印は、飛ばしても先に進めるステップです。

  1. お迎え初日から

  2. 1〜2週目

  3. 2〜3週目

  4. 3〜4週目

  5. 4週目〜

  6. 1〜2か月

基本ができてから、必要に応じて:横になる・台に乗る・口輪に慣らす。トリックは好きな順で:おまわり・ゴロン・ハイタッチ・バイバイ・ごあいさつ・バーン・おねだり・おはなし・バック・さがせ。

教え方一覧(全46種)

イラストがあるコマンドは、実際のポーズとハンドサインをそのまま見てください。まだイラストが無いコマンドは「はじめの一歩」と「Yesを言う瞬間」を文章で抜き出しています。正解の瞬間に「Yes」→ごほうび、が全コマンド共通の教え方です。手順の続きと、うまくいかないときの対処は各ページにあります。(イラスト:AI生成/BAUDOG)

土台・基本の姿勢 8

マーカーのポーズ

マーカー

初級

号令:Yes(またはクリッカー)

すべてのトレーニングの最初の一歩。正解の瞬間を犬に正確に伝える道具を作る。

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解除のポーズ 解除のハンドサイン

解除

初級

号令:OK / フリー / ブレイク / ヨシ

「まて」「ハウス」などの停止系を“いつ終わってよいか”犬に伝える。停止系とセットで最初に教える。

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名前のポーズ

名前

初級

号令:(犬の名前)

注意を引き戻す全ての基本。名前は“こちらを見て・確認して”の合図であり、特定の動作の号令ではない。

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タッチのポーズ タッチのハンドサイン

タッチ

初級

号令:Touch / タッチ

誘導・呼び戻しの補助・苦手な物への慣らし・来客時の飛びつき回避まで使える万能スキル。

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おすわりのポーズ おすわりのハンドサイン

おすわり

初級

号令:Sit / おすわり / スワレ

ごはんの前、信号待ち、来客のときなど、犬を落ち着かせたい場面で広く使えます。

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ふせのポーズ ふせのハンドサイン

ふせ

初級

号令:Down / ふせ

カフェ・病院の待合室など、長時間おとなしくしてほしい場面。まて・落ち着けの土台。

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たてのポーズ たてのハンドサイン

たて

初級

号令:Stand / たて / スタンド

動物病院の診察・グルーミング・足拭き・体のチェック。

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生活・がまん・おさんぽ 21

まてのポーズ まてのハンドサイン

まて

中級

号令:Stay / まて

ドアの開閉時・来客時・食事の準備中など、その場で待たせたい時。安全行動。

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プレイスのポーズ プレイスのハンドサイン

プレイス

中級

号令:プレイス / マット

来客時・食事中・犬にリラックスしてほしい場面。持ち運べる“安全基地”になる。

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落ち着いてのポーズ

号令:Settle / 落ち着いて / リラックス

興奮している時・来客時・外出先。これは“姿勢”ではなく“本当に落ち着いた状態”を作る。

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おいでのポーズ おいでのハンドサイン

おいで

中級

号令:Come / おいで

ドッグランで呼び戻す・危険を回避する・リードが外れた時。最重要の“命を守る”合図。

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出してのポーズ

出して

中級

号令:Drop it / 出して

危険な物を咥えた時・遊び中のボール交換・誤飲防止・資源ガード予防。

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オフのポーズ

オフ

中級

号令:Off / オフ / オリテ

人への飛びつき防止・ソファやカウンターから降ろす。

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ゆるリードのポーズ

号令:Let's go / 行こう

通常の散歩。リードがたるんだ状態で歩く(犬はリードの範囲で匂い嗅ぎしてよい)。

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ヒールのポーズ ヒールのハンドサイン

ヒール

上級

号令:Heel / ヒール / つけ

人混み・他の犬とのすれ違い・横断歩道。左側の正確な位置で歩調を合わせて歩く。

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トイレのポーズ

トイレ

初級

号令:ワンツー / トイレ

お迎え初日からの最重要管理。決まった場所・号令で排泄でき、外出や就寝の前に促せるようにする。

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ハウスのポーズ ハウスのハンドサイン

ハウス

初級

号令:ハウス

安全基地・睡眠・留守番・移動(通院/車/災害時)の土台。号令で自分からクレートに入れるようにする。

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飛びつかない挨拶のポーズ

号令:なし(飛びつかない“デフォルト行動”。座って出迎えさせる時は「すわれ」)

来客・出迎え・散歩中のすれ違いで人に飛びつかない。飛びつきの“代わりに”4本足/座を強化する。

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ちょうだいのポーズ ちょうだいのハンドサイン

号令:Give / ちょうだい

くわえた物を“手のひらに”渡させる。もってきて(持来)の仕上げや、回収・受け渡しに使う。地面に落とす「出して」と違い、手に乗せるのがゴール。

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もってきてのポーズ

号令:Fetch / もってきて / とってこい

投げた物を追い、くわえて手元へ持ち帰る。運動欲求の発散・雨の日の室内運動・知的刺激に最適。引っ張りっこやちょうだいとセットで完成する。

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静かにのポーズ 静かにのハンドサイン

静かに

中級

号令:Quiet / 静かに / シー

吠えを“号令で止める”。来客・インターホン・要求吠えに。吠え自体を罰するのではなく、静かになった瞬間を強化して「静かに=良いこと」を教える。

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クレートから出るのポーズ

号令:(解除語)OK / ブレイク

ドアを開けても飛び出さず、解除語で落ち着いて出る。ハウス(入る)の対になるスキル。車・玄関・クレートからの“飛び出し事故”を防ぐ。

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玄関でまてのポーズ 玄関でまてのハンドサイン

号令:待って

玄関・門・エレベーターの前で、ドアが開いても勝手に出ない。脱走・交通事故・来客への突進を防ぐ、命を守る生活マナー。

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車の乗り降りのポーズ 車の乗り降りのハンドサイン

号令:乗って / 降りて

号令で車に乗り、許可があるまで降りない。通院・旅行・災害避難の必須スキル。車を“怖くない・酔わない場所”にすることも含む。

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ベッドで待機のポーズ ベッドで待機のハンドサイン

号令:ベッド / おうち

離れた自分のベッド/マットへ行き、解除まで伏せて落ち着いて待つ。来客・食事中・宅配対応など“その場から動いてほしくない場面”の決定版。プレイスと落ち着いてを組み合わせた実用形。

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そっとのポーズ そっとのハンドサイン

そっと

初級

号令:Gentle / そっと

手からおやつを“歯を当てずに”やさしく受け取る。子ども・高齢者のいる家庭で指を噛まれる事故を防ぐ。給餌やトレーニング全体の安全マナー。

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協調ケア(お手入れ・通院) 5

あご乗せのポーズ あご乗せのハンドサイン

あご乗せ

中級

号令:あご / チン

手のひらや膝にあごをのせて静止する。点眼・耳掃除・診察を“犬が自分の意思で受ける”ための土台。あごを離せば中断できる=犬に主導権を渡す協調ケアの中心。

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足を出すのポーズ

足を出す

中級

号令:あんよ / フット

前足・後足を自分から差し出して保持させる。爪切り・足ふき・肉球チェックを嫌がらず受けさせるための協調ケア。お手(trick)と違い“出して保つ”ことが目的。

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横になるのポーズ

横になる

中級

号令:ヨコ

合図で横向きに寝そべり、体を預けて静止する。診察・肛門腺・お腹や後ろ足のお手入れ・心音チェックが格段に楽になる、協調ケアの主役級スキル。

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台に乗るのポーズ 台に乗るのハンドサイン

台に乗る

中級

号令:のって

低い台やマットに自分から乗り、その上で待つ。体重測定・トリミング台・足ふきの定位置・順番待ちに便利。動いてほしくない場面の“安心ポジション”。

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口輪に慣らすのポーズ

号令:くち

口輪(マズル)に自分から鼻を入れ、装着を受け入れる。通院・処置・災害時・他犬との安全確保に。正しく慣らせば“嫌な道具”でなく“良いことの合図”になる。

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トリック・芸 12

お手のポーズ お手のハンドサイン

お手

初級

号令:Shake / お手

差し出した手に前足をのせる定番の芸。教えやすく成功体験を作りやすいので、最初のトリックに最適。人との関係づくり・挨拶にも。

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おかわりのポーズ おかわりのハンドサイン

おかわり

初級

号令:おかわり

お手と反対の前足を出させる。お手とセットの定番。左右の足を区別して出せるようになり、芸の幅と体の協調性が広がる。

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おまわりのポーズ

おまわり

初級

号令:Spin / クルッ

その場で一周回るトリック。教えやすく達成感があり、ウォームアップや気分転換にも最適。最初のトリックの定番。

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ゴロンのポーズ

ゴロン

中級

号令:Roll over / ゴロン

ふせから横に一回転する人気トリック。お腹を見せられる=体を触られる信頼にもつながる。

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ハイタッチのポーズ ハイタッチのハンドサイン

号令:High five / ハイタッチ

立てた手のひらに前足をパチンと当てる。お手の応用で見栄えがよく、挨拶芸に。

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ごあいさつのポーズ

号令:Bow / おじぎ

前足を伸ばし胸を床に下げ、お尻は上げたままお辞儀する芸(プレイバウの形)。撮影映え&軽い準備運動にも。

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バーンのポーズ バーンのハンドサイン

バーン

中級

号令:Bang / バーン

「バーン!」の合図で横たわって動かない定番の芸。指鉄砲との組み合わせが人気。

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おはなしのポーズ おはなしのハンドサイン

おはなし

中級

号令:Speak / おはなし

合図で1回吠える芸。「静かに」とセットで教えると、吠えのオン・オフを管理する練習にもなる。

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バックのポーズ バックのハンドサイン

バック

中級

号令:Back / バック

合図で後ろ向きに数歩下がる。芸としても、玄関や狭い場所で下がらせる実用としても便利。

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さがせのポーズ さがせのハンドサイン

さがせ

初級

号令:Find it / さがせ

嗅覚で隠したおやつや物を探す“ノーズワーク”。頭と鼻をたっぷり使うので、退屈・ストレス・雨の日の発散に最適。

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号令とハンドサインの早見表

号令は日本語でも英語でも構いません。大切なのは、家族全員が同じ言葉と同じ手の形を使うことです。ハンドサインは、おやつで誘導した手の動きがそのまま合図になります。

コマンド号令ハンドサイン
土台・基本の姿勢
マーカー土台スキル Yes(またはクリッカー) なし
解除土台スキル OK / フリー / ブレイク / ヨシ 軽く手を払う、または一歩後ろに下がる(声のトーンの方が重要)
名前土台スキル (犬の名前) なし
アイコンタクト土台スキル Watch / 見て おやつ/人差し指を犬の鼻先から自分の目の間へ。後に目を指す動作。
タッチ土台スキル Touch / タッチ 開いた手のひらを犬に向けて差し出す。
おすわり基本の姿勢 Sit / おすわり / スワレ 開いた手を、下から上へすくい上げる動き。(おやつでの誘導をやめた後の合図になります)
ふせ基本の姿勢 Down / ふせ 犬の鼻先から床へ、平らな手を下ろす動き。
たて基本の姿勢 Stand / たて / スタンド 平らな手を、地面と平行に犬から真っ直ぐ後ろへ引く。
生活・がまん・おさんぽ
まて待つ・とどまる Stay / まて 開いた手のひらを犬に向ける「ストップ」のサイン。
待って待つ・とどまる Wait / 待って 開いた手のひら(まてと同じ)または上げた手。
プレイス待つ・とどまる プレイス / マット マットを指す/手で示す。
落ち着いてがまんを教える Settle / 落ち着いて / リラックス 通常なし。穏やかに手を下ろす、または号令語のみ。
おいで呼び戻し Come / おいで 両腕を大きく広げる歓迎の動き、またはしゃがんで低くなる。
やめなさいがまんを教える Leave it / やめなさい 特になし(主に声)。状況によりブロックする手。
出してがまんを教える Drop it / 出して おやつを差し出す手(厳密な定型サインはなし)。
オフがまんを教える Off / オフ / オリテ 通常なし。背を向けるボディランゲージが鍵。
ゆるリードおさんぽマナー Let's go / 行こう 歩いてほしい位置(脚の横)を軽く叩く(任意)。
ヒールおさんぽマナー Heel / ヒール / つけ 左の腰/縫い目の位置で手やおやつを示す。左脚を軽く叩く。
トイレ生活スキル ワンツー / トイレ なし
ハウス生活スキル ハウス クレートの入口を手のひらで指し示す。
飛びつかない挨拶がまんを教える なし(飛びつかない“デフォルト行動”。座って出迎えさせる時は「すわれ」) なし
ちょうだいがまんを教える Give / ちょうだい 手のひらを物の下に差し出す。
もってきて生活スキル Fetch / もってきて / とってこい 物を投げる動作そのもの。
静かに生活スキル Quiet / 静かに / シー 口の前に指を1本立てる(または手を下ろす)。
クレートから出る生活スキル (解除語)OK / ブレイク 開けた手のひらを犬の前にかざして「待って」、解除で手を引く。
玄関でまて待つ・とどまる 待って 開いた手のひらを犬に向けてかざす。
車の乗り降り生活スキル 乗って / 降りて 乗車口を手のひらで指し示す/降車は解除語+手で促す。
ベッドで待機待つ・とどまる ベッド / おうち ベッドの方向を手で指し示す。
そっとがまんを教える Gentle / そっと おやつを握った拳を差し出す。
協調ケア(お手入れ・通院)
あご乗せ協調ケア あご / チン 手のひらを上に向けて差し出す。
足を出す協調ケア あんよ / フット 手のひらを下に出して足を受ける形を作る。
横になる協調ケア ヨコ 「ふせ」から、鼻先のおやつを肩越し・床方向へ動かして体を横へ倒す。
台に乗る協調ケア のって 台を手で示す、または台の上におやつを示す。
口輪に慣らす協調ケア くち 口輪を差し出す(中におやつを塗る/入れる)。
トリック・芸
お手トリック・芸 Shake / お手 手のひらを上に向けて差し出す。
おかわりトリック・芸 おかわり もう一方の手(お手と逆側)を差し出す。
おまわりトリック・芸 Spin / クルッ 鼻先におやつ(または空の手)を近づけ、円を描くように回す。
ゴロントリック・芸 Roll over / ゴロン ふせの状態で、鼻先のおやつを肩〜背中側へ回す。
ハイタッチトリック・芸 High five / ハイタッチ 手のひらを犬の方へ立てて見せる。
バイバイトリック・芸 Wave / バイバイ 犬から少し離れた所で手を振る。
ごあいさつトリック・芸 Bow / おじぎ 立った状態で、鼻先のおやつを前足の間からまっすぐ下へ。
バーントリック・芸 Bang / バーン 指鉄砲(ピストルの形)、または手を横に倒すジェスチャー。
おねだりトリック・芸 Beg / ちんちん 鼻先のおやつを、犬の頭の少し上へ持ち上げる。
おはなしトリック・芸 Speak / おはなし 口元の前で手をパッと開く、など決めた合図。
バックトリック・芸 Back / バック 犬の方へ一歩踏み出す、または手のひらを犬に向けて押し出す動き。
さがせトリック・芸 Find it / さがせ 「さがせ」と言って、隠した方向や床を手で示す。

よくある質問

犬に最初に教えるコマンドは?
AKC(アメリカンケネルクラブ)が子犬の基本として挙げるのは「おすわり」「ふせ」「まて」「おいで」「ゆるリード(引っぱらずに歩く)」の5つです。BAUDOGでは、その前に「Yes」(正解を伝える合図)と、名前への反応を土台として教えます。
コマンドはどの順番で教えればいい?
おすわりのような姿勢から始め、「まて」は終わりの合図(OK)とセットで、「おいで」は名前に反応できるようになってから教えます。お迎えからの目安は、このページの「教える順番」にまとめました。成犬を迎えた場合も順番はそのまま使えます。週の目安は、愛犬のペースに合わせてください。
犬のコマンドはいくつ覚えさせるべき?
決まった数はありません。基本の数個を確実にできれば、応用やトリックはその組み合わせで増やせます。
コマンドは日本語と英語どちらがいい?
どちらでも構いません。「スワレ」「フセ」のような訓練所で使われる言い方でも同じです。大切なのは、家族全員が同じ言葉と同じ手の合図を使うことです。
ハンドサインは必要?
必須ではありません。BAUDOGの教え方では、おやつで誘導した手の動きがそのまま手の合図になるので、別に練習しなくても身につきます。声が届きにくい離れた場所でも使えます。
警察犬などの訓練で使うコマンドも載っていますか?
警察犬や介助犬の訓練も、「おすわり」「ふせ」「まて」「おいで」などの基本の延長にあります。このページは家庭で教えられる基本から応用までをまとめています。より高度な使役犬の訓練は、専門の訓練士や訓練団体にご相談ください。

出典